データをGoogle Sheetsにエクスポートする及び自動化
フォローする最新の8.5.8アップデートにより、サードパーティサービスやOctoparse OpenAPIを経由せず、直接Google Sheetsにデータをエクスポートできるようになりました。
料金:Google側は無料でAPIを提供しております、リクエストの制限についてこのページをご覧ください。
事前準備
OctoparseでGoogle Sheetsにデータをエクスポートするには、まずGoogleアカウントでいくつかの準備作業を行う必要があります。
ステップ1:Google Cloud Consoleで新規プロジェクトを作成する
- Google Cloud Platformにアクセスし、プロジェクトの選択(他のプロジェクトがある場合は既存のプロジェクトの名前)をクリックし、ポップアップウィンドウから「新しいプロジェクト」を選択します。
プロジェクトに名前を付け、「作成」をクリックして続行します。
ステップ2:APIライブラリからGoogle Sheets APIを有効化する
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「有効にする」をクリックすれば、このステップは終了です。
ステップ3:Google Cloudでサービスアカウントを作成し、.jsonファイルをダウンロードする
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IAMと管理の設定にあるサービスアカウントに移動し、「+サービスアカウントを作成」クリックします。
- サービスアカウントIDを入力し、[完了]をクリックして設定を完了します。その他の設定はスキップ可能です。
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現在のプロジェクトの下に表示されているメールアドレスが、[Client EMail]です。それをクリックし、詳細を確認します。
- 詳細ページを開いたら、「キー」に切り替えて「鍵を追加」、「新しい鍵を作成」をクリックします。
- 作成をクリックすると、JSONファイルが生成されダウンロードされます。
ダウンロードされた.jsonファイルはサービスアカウントキーであります、漏洩した場合、セキュリティ上のリスクが発生する可能性があります。ローカルデバイスの安全な場所に保管してください。
Step 4: サービスアカウントにGoogle Sheetsの編集権を付与する
対象となるGoogleスプレッドシートにアクセスし、上記で作成した管理者アカウントに共有で編集権を与えます。
おめでとうございますGoogleアカウント側の準備はすべて終了です。
データをエクスポート
手動エクスポート
Google Sheetへのエクスポートが、ローカルとクラウドで利用可能になりました。
対象のGoogle SheetsのURLを入力し、先ほどダウンロードした.jsonファイルにある秘密鍵(Private Key)とメール(Client Email)を入力します。
接続テストをクリックすると、シートが選べるようになります。
シートを選択し、[エクスポート]をクリックすると、データがエクスポートされます。
自動エクスポート
Octoparseのバージョン8.6以降では、クラウドデータを自動的にGoogleシートにエクスポートすることができます。
- タスク設定をクリックし、自動収集→自動データエクスポート→編集を選択します。
- エクスポートプロジェクトの名前として自動化スケジュールに名前を入力します。
- Googleシートの情報を入力します。Googleシートの情報を後で使用するために、設定名に名前を入力できます。
基本設定を確認してGoogleシートの情報を取得します。
- 必要に応じてエクスポート間隔を設定します。
- 接続が正常に動作するかを確認するために、接続テストをクリックします。
- 設定を保存するために確定をクリックします。
設定が完了すると、自動エクスポートツールが有効な状態で表示されます。
注意:
自動エクスポートツールはデバイス上で開いておかなければならないため、デバイスの電源を切らないでください。
Googleシートへの自動エクスポートは、エクスポートされていないデータのみをエクスポートします。